こんにちは、飯塚市川津にあります秋元歯科クリニックです。
みなさんの歯は何本あるかご存知ですか?親知らずを抜かせば、28本あります。そして、8020運動というのが80歳までに20本の歯を残そうという取り組みです。
では、歯を失う要因としては、大きく分けて歯周病や大きな虫歯、咬み合わせ、無理がある治療に分けられます。
歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。
歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し(歯垢の蓄積)歯肉の辺縁が「炎症」を帯びて赤くなったり、腫れたりします(痛みはほとんどの場合ありません)。
そして、進行すると歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の境目が深くなり、歯を支える土台(歯槽骨)が溶けて歯が動くようになり、最後は抜歯をしなければいけなくなってしまいます。
大きな虫歯では、歯肉の深いところまで進行していたり、虫歯によって歯が割れていたりすると、歯を抜かないといけなかったりします。
咬み合わせで歯を失うリスクが高まるというのは、例えば八重歯の方だったり、反対咬合の方などは、適切な咬み合わせの方と比べると、奥歯に側方力がかかり、奥歯を失うリスクが高まります。8020運動を達成している方はある程度、適切な咬み合わせ、歯医者の言葉で言うと、1級関係の方が多くを占めています。そのために、矯正治療をすることで、見た目を綺麗にするだけではなく、歯を守るという大きなメリットがあります。
では、歯を失ってしまった場合は、そこに歯を作る方法としては
1、ブリッジ
2、入れ歯
3、インプラント という方法があります。
※ブリッジとは
両隣の歯を削って、真ん中にダミーの歯を置くことで歯を作る方法です。
ただ、欠損部が大きくなれば、支えている歯の負担は大きくなります。
※入れ歯とは
奥歯がなくなって、ブリッジができない場合や歯が全部なくなってしまった場合に、上図のように残っている歯にバネをかけて歯を作る方法です。総入れ歯の場合は歯茎で支えることになります。
※インプラントとは
歯がなくなったところに人工の歯根を入れ、歯を作る方法です。このメリットとしては、両隣の歯を削らないでいいということと、インプラントがあることで、他の歯に過大な負担がかかりません。デメリットとしては、外科的な処置が必要なことと、自費診療ということです。
秋元歯科クリニックでは、その方にあった治療法を提案させていただき、じっくり話し合った上で治療に入っていきます。
インプラント治療の一例です。
右下奥歯がなく、入れ歯を作るもなかなか使えないということでしたので、インプラント治療で歯を作っていくこととなりました。
治療前
⬇︎
治療後
ここらはしっかりとしたメインテナンスで、現状を維持していきたいと思います。
素敵な笑顔で、治療を終えることが出来ました。
ただここからが、スタートですのでお互い頑張っていきましょう‼️
それでは、今週も笑顔で頑張っていきますんで、よろしくお願いします💪
日付: 2018年4月23日 カテゴリ:インプラント