おはようございます、福岡県飯塚市の秋元歯科クリニックです‼️
今日の飯塚は、とても寒い朝を迎えております🌨全国的に寒波が押し寄せているみたいですね☃️
さて、今回は歯周病のお話です。
歯周病は、密かに進行する怖い病気です。主な原因は、歯周病菌による細菌感染です。
重度に、感染すると、歯を支えている骨が大きく溶けてしまい、歯がグラグラになり、抜かないといけなくなってしまいます。
主な原因としては
①歯周病細菌
②咬合性外傷
③患者さんの免疫力の問題
に分けられます。
歯周病細菌は、いわゆる歯石の除去を行い、毎日のブラッシングでプラーク(歯垢)を除去すれば、解決できます。
それにプラスして、歯周病を悪化させるのが、咬合、咬み合わせの問題です。咬み合わせが悪かったり、奥歯を抜いたままにしていたりすると、歯に余計な力がかかり、歯を支えている骨を溶かしてしまいます。
あとは、患者さんの免疫力が低下すれば、歯周病も悪化します。遺伝的な問題や、糖尿病、高血圧だったりの全身疾患、喫煙、薬物の問題も歯周病に関係してきます。
これらのことを複合的に診査診断し、治療していかなければなりません。
この方は、歯周病と咬み合わせが安定しておらず、前歯がグラグラするのと入れ歯が割れたとのことで、来院されました。
上は初診時の写真です。
診査診断の結果、残せない歯が何本かありましたが、歯周病治療と咬合治療により、極力残せる歯は残して、治療を行いました。患者さんの協力もあり、歯ぐきの炎症も落ち着き、咬合も安定しよく噛めるようになったと、おっしゃってくれました。
これが、治療後の状態です。
ここからが、本当のスタートです!
この状態を維持できるように毎日のブラッシングと歯科医院でのプロフェッショナルケアが必要です!
スタッフ一同、しっかりとフォローしていきたいと思います!
今年の診療も明日2018/12/29までですが、頑張っていきますので、よろしくお願いします💪